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Figma移行

【移行】FigmaからStudioへデザインを移す方法と注意点

2026.06.11 公開 / 編集長:松永 勇樹

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公開 2026.06.11 編集長:松永 勇樹(ノーコードサロン代表) 読了 約6分

【移行】FigmaからStudioへデザインを移す方法と注意点

Figmaで作ったデザインをStudioで形にしたい——制作の現場ではよくある流れです。デザインはFigmaで詰めて、実装はStudioで、という分業も一般的になっています。

ただし、「Figmaからコピペで完璧に移行」とはいきません。両ツールの設計思想の違いを理解しておくと、再現作業がぐっとスムーズになります。この記事では移行の考え方とコツを解説します。

150名以上が参加するノーコードコミュニティ「ノーコードサロン」には、Studio制作や案件の実務知見が集まっています。本記事では現場の知見と、サロン内で実際に寄せられる相談内容をもとに、つまずきやすいポイントを一次情報で具体的に解説します。一般論ではなく「実際に手が止まる場所」に踏み込んで説明するので、読み終えたあとすぐに手を動かせるはずです。

そのまま移行できない理由

Figmaは要素を自由な座標に置ける自由配置のツールであるのに対し、Studioはボックスの入れ子とレスポンシブを前提に組み立てるツールです。この設計思想の違いがあるため、デザインデータをそのまま流し込むことはできず、構造は作り直すのが基本になります。Figmaのデザインはあくまで「完成見本」として参照しながら、Studioの流儀でゼロから組み直すイメージを持っておきましょう。

きれいに移行するコツ

移行をスムーズにするには、Figma側で色・フォント・余白をスタイルとして整理しておき、Studio側ではセクション単位で「親ボックス→子要素」に分解して組み立てるのが効果的です。最初から細部を作り込もうとせず、大枠のレイアウトから固めていくと、レスポンシブにも対応しやすくなります。次のポイントを意識しましょう。

  1. Figmaで余白・フォント・色をスタイルとして整理しておく
  2. セクション単位で「親ボックス→子要素」に分解して考える
  3. Studio側はレスポンシブ前提で、幅をFillで組む
  4. 画像は書き出して圧縮し、Studioにアップロードする

デザインデータの渡し方・受け取り方

デザイナーとコーダーが分かれている場合、デザインデータの受け渡し方で実装のしやすさが変わります。色・フォント・余白の指定を明確にし、PCとスマホ両方のカンプを用意し、書き出し用の画像を整理しておくと、認識のズレや手戻りを大きく減らせます。特にスマホ版のカンプがないと、レスポンシブの作り込みで判断に迷うため、両方そろえてもらうのが理想です。

  • 色・フォント・余白の指定を明確にしておく
  • PC・スマホ両方のカンプを用意する
  • 書き出し用の画像を整理しておく

移行作業を効率化する準備

FigmaからStudioへの移行は、事前準備の質で作業スピードが大きく変わります。いきなり組み始めるのではなく、まずデザインを整理・分解しておくことで、迷いなく実装を進められます。

デザインをセクション単位で分解する

完成イメージを一気に作ろうとすると混乱します。まずはヘッダー、ファーストビュー、特徴、料金、フッターというように、セクション単位で区切って捉えましょう。一つのセクションを「親ボックスとその中身」として分解しておくと、Studioでの組み立てがスムーズになります。

スタイルを先に決めておく

色・フォント・余白といったスタイルを、実装前にルールとして決めておきましょう。メインカラーや見出しのサイズ、余白の基準値をあらかじめ揃えておけば、組みながら迷うことがなくなります。スタイルが統一されていると、サイト全体に一貫性が生まれ、修正も一括で行えます。

再現度を高めるための視点

ただ似せて作るだけでなく、Studioならではの強みを活かすことで、デザイン以上に良いサイトに仕上げられます。再現作業の中で意識したい視点を紹介します。

レスポンシブを前提に組む

Figmaのカンプは特定の画面幅で描かれていますが、実際のサイトはあらゆる画面で見られます。PCのカンプをそのまま固定で再現するのではなく、幅をFillにしてレスポンシブ前提で組みましょう。スマホでの見え方まで想定して作ることが、実用的なサイトへの分かれ道です。

動きやインタラクションを足す

静止画のFigmaカンプにはない、ホバーや出現アニメーションといった動きを加えると、サイトの完成度が一段上がります。やりすぎは禁物ですが、主要な要素に上品な動きを添えるだけで、印象が大きく変わります。Studioで作る利点を活かして、静止画を超える体験を作りましょう。

デザイナーとの連携をスムーズにする

FigmaからStudioへの移行は、デザイナーと実装者が分かれている現場でこそ重要です。両者の連携がうまくいくと、手戻りが減り、品質も上がります。協業を円滑にするための工夫を押さえましょう。

実装可能なデザインを共有する

Studioで再現しにくい凝った装飾は、実装段階で苦労します。デザイン段階から実装のしやすさを意識し、無理のない範囲で作り込むと、移行がスムーズです。デザイナーと実装者が実現可能性を early に擦り合わせておくと、後の手戻りを防げます。

命名や構造を整理しておく

レイヤーやコンポーネントに分かりやすい名前を付け、構造を整理しておくと、実装者がデザインの意図を理解しやすくなります。整理されたデザインデータは、それだけで実装の速度と精度を高めます。受け渡し前のひと手間が、全体の効率を大きく左右します。

完成後にすり合わせる

実装が終わったら、デザイナーとともに完成物を確認し、意図とのズレがないかをすり合わせましょう。細部の余白や色味など、見比べて初めて気づく差異もあります。最後の確認工程を丁寧に行うことで、デザインの意図を正確に反映した質の高いサイトに仕上がります。

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よくある質問

Q1FigmaからStudioへワンクリックで移行できますか?

完全な自動移行は難しいのが実情です。両ツールは設計思想が異なるため、デザインデータをそのまま変換すると崩れやすくなります。Figmaのデザインを見本として参照しながら、Studioのボックス構造で組み直すのが、結果的にいちばん確実で早い方法です。

Q2Figmaのデザインはそのまま使えますか?

色・フォント・余白といったスタイル情報は、そのまま実装に活かせます。一方でレイアウト(要素の配置)は、Studioのレスポンシブ前提の構造に合わせて再構築する必要があります。Figmaで整理したスタイルを土台にしつつ、配置はStudioの流儀で組み直すと考えましょう。

Q3デザイン未経験でも移行作業はできますか?

できます。むしろデザインが用意されている分、ゼロから考えるより取り組みやすい面もあります。ただしボックスの入れ子やレスポンシブの基礎は必要になるため、まずStudioの基本操作を習得してから、見本を再現する練習として移行作業に取り組むのがおすすめです。

まとめ

FigmaとStudioは設計思想が異なるため、デザインは見本として参照し、Studioの入れ子+レスポンシブで組み直すのが基本です。Figmaでスタイルを整理し、セクション単位で分解して大枠から組み立てれば、デザインを崩さずきれいに再現でき、手戻りも最小限に抑えられます。

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この記事を書いた人

松永勇樹(ノーコードサロン編集長)

編集長

松永 勇樹

ノーコードサロン代表 / Studioエキスパート

Studioエキスパートとして300件以上の指導経験を持つ。 150名以上が参加する月額制コミュニティ「ノーコードサロン」代表。 制作の現場で実際に詰まったところと、その解き方を記事にしています。

最終更新:2026.06.11

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