CMS編 10 / 10 実践 約6分

運用|納品後にクライアントが自分で更新できる状態

制作者が触る範囲とクライアントが触る範囲を分け、更新が回るサイトにする方法を解説します。よくあるトラブルの逆引き表つきです。

この教材で学べること

  • 制作者とクライアントの担当範囲の分け方
  • 更新マニュアルに書くべき最低限の内容
  • 症状から原因を逆引きする表

CMSを入れても、クライアントが怖くて触れない状態では意味がありません。納品時に「どこを触ってよいか」を明示することが、運用が回るかどうかを分けます。

触る範囲を分ける

制作者が触る範囲とクライアントが触る範囲を分けた図 制作者がつくる(納品前に1回) モデル・プロパティ 一覧・詳細のデザイン ここを変えると全ページに影響する。 納品後は基本的に触らない領域。 クライアントが触る(毎回) 追加 更新 削除 アイテムの中身だけを触る。 ここは何度やってもデザインは壊れない。
図1:この線引きを納品時に伝えると、更新が回るサイトになる

更新マニュアルの中身

マニュアルは分厚くしなくて構いません。次の3パターンが書いてあれば実務は回ります。

やること操作注意点
お知らせを1件足すアイテムを新規作成し、各項目を埋めて公開する下書きのままだとサイトに出ない
内容を直す該当アイテムを開いて書き換え、再度公開する公開操作を忘れると反映されない
古い情報を消すアイテムを非公開にする、または削除する消すと戻せない。まず非公開が安全

これに「画像の推奨サイズ」と「タイトルの目安文字数」を添えると、見た目の崩れがほぼ防げます。

症状から原因を逆引きする

症状よくある原因確認するところ
一覧に記事が出てこないアイテムが下書きのままアイテムの公開状態
並び順がばらばら並べ替えの基準が未設定、または日付が文字型CMSリストの並び順とプロパティの型
カテゴリー別ページが作れないカテゴリーを文字で持っている参照型への作り直しが必要
1件だけ見た目が違う雛形ではなく通常ページを作っているそのURLの生成元
画像の切れ方が不揃い元画像の比率がバラバラ表示比率の固定と推奨サイズの周知
本文の文字色が違う他所からのコピペで書式が残っている書式なしで貼り直す

CMS編は以上です。次は作れるようになった先の話、第5章 案件獲得・営業編に進みます。

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