CMS編 09 / 10 実践 約5分
カテゴリーと参照|分類を後から変えられる形にする
カテゴリーを文字で持つか参照で持つかで、後からできることが変わります。参照(リレーション)の考え方と、選択肢との使い分けを解説します。
この教材で学べること
- カテゴリーを文字で持ったときの限界
- 参照(リレーション)で持つ利点
- 選択肢型と参照型の使い分け
カテゴリーの持ち方は、CMS設計で最も後悔が生まれる箇所です。文字で持ってしまうと、カテゴリー別ページが作れません。記事が増えてから気づくと、作り直しの規模が大きくなります。
文字で持つ場合と参照で持つ場合
| できること | 文字で持つ | 参照で持つ |
|---|---|---|
| 記事にカテゴリーを表示する | できる | できる |
| カテゴリー別の一覧ページを作る | 難しい | できる |
| カテゴリー名を後から変える | 全記事を直す | 1回で済む |
| カテゴリーに説明文や画像を持たせる | できない | できる |
| 表記ゆれを防ぐ | 防げない | 防げる |
選択肢型との使い分け
参照ほど本格的でなくてよい場合は、決まった候補から1つ選ぶ「選択肢」型でも表記ゆれは防げます。どちらを選ぶかは、カテゴリー自体に情報を持たせたいかで決まります。
| 状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 分類が3〜5個で固定、説明も不要 | 選択肢型 | 設定が簡単で十分 |
| カテゴリー別ページを作る | 参照型 | 絞り込みの条件に使える |
| カテゴリーに説明文・画像を持たせる | 参照型 | カテゴリー自体がデータになる |
| 分類が今後増えていく | 参照型 | 追加が管理画面から行える |
迷ったら参照型:後から文字型を参照型に変えるのは大変ですが、最初から参照にしておけば選択肢が減りません。設計の段階で一度誰かに見てもらうのが、結果的にいちばん早い解決策です。
CMS編の最後は運用(追加・更新・削除)です。