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【新機能】StudioでURLを正規化する方法|wwwあり・なしの統一と末尾スラッシュの揃え方

2026.09.23 公開 / 編集長:松永 勇樹

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公開 2026.09.23 編集長:松永 勇樹(ノーコードサロン代表) 読了 約10分

【新機能】StudioでURLを正規化する方法|wwwあり・なしの統一と末尾スラッシュの揃え方

独自ドメインで公開したStudioのサイトが、example.com でも www.example.com でも開いてしまう。同じ中身のページが2つのURLで存在する状態は、検索エンジンからは別のページに見えることがあり、評価が分かれる原因になります。WordPressからの移行案件では、移行前にwwwありで運用していたサイトを引き継ぐことも多く、ここで手が止まりがちです。150名以上が参加する国内最大級のStudio学習コミュニティ「ノーコードサロン」を運営していますが、独自ドメインまわりの相談の中でも、このwwwあり・なしの扱いは長く残っていた宿題でした。

この記事の要点

  • Studioは2026年9月18日に「URL設定」を追加しました。設定 > 一般から、wwwあり・なしのリダイレクトと、末尾スラッシュの統一を切り替えられます。
  • これまでStudioはwwwあり・なしを標準で統一できず、Cloudflareで301を組むか、月額のアドオンを契約するしかありませんでした。その手間と費用がなくなります。
  • 使えるのは新基盤のプロジェクトだけです。wwwリダイレクトを有効にする前に、ドメイン側でルートドメインとwwwの両方にStudioのAレコードを登録しておく必要があります。

この記事では、2026年9月18日にStudioへ追加された「URL設定」で、wwwあり・なしをどう統一するか、末尾スラッシュをどう揃えるかを手順で説明します。あわせて、新基盤のプロジェクトでしか使えないという条件や、設定しても思ったとおりにならないときの見どころも整理します。

結論:設定 > 一般の2つの項目で正規化できる

やることは2つだけです。Studioのプロジェクトを開き、設定 > 一般を開くと、次の項目が並んでいます。

  1. wwwリダイレクト:www.example.com と example.com のどちらでアクセスされても、公開設定で接続しているドメインのほうへリダイレクトします
  2. トレイリングスラッシュ:下層ページのcanonical URLの末尾スラッシュを、サイト全体で「あり」か「なし」に揃えます

どちらもプロジェクトのオーナーだけが変更できます。メンバーとして招待されている制作者の画面では触れないため、クライアントのアカウントがオーナーになっている案件では、誰が設定するかを先に決めておいてください。

wwwリダイレクトで何が変わるか

wwwリダイレクトを有効にすると、www のあり・なしのどちらでアクセスされても、公開設定で接続しているドメインへ転送されます。公開設定を example.com にしているなら、www.example.com を開いた人も example.com に着地します。表示されるURLがひとつに定まるので、検索エンジンにも訪問者にも「こちらが正しいURLです」と示せます。

これまでは外部サービスか、有料アドオンが必要だった

Studioには長いあいだ、この統一をする標準機能がありませんでした。そのため制作現場では、次のような回避策が取られてきました。

  • ドメインをCloudflareに預け、無料プランのダイナミックリダイレクトで301転送を組む
  • JavaScriptを埋め込み、読み込み後に擬似的に転送する
  • Studio公式のカスタムプロキシアドオンを契約する(2026年9月時点で月額39,800円・税込)

Cloudflareを使う方法は無料ですが、ネームサーバーの向け先を変える必要があり、DNSの知識がない人には荷が重い作業です。JavaScriptでの転送は、ページが一度読み込まれてから飛ぶため、検索エンジンに対する正規化としては弱くなります。標準機能で対応できるようになったことで、この3択そのものが不要になりました。これから作るサイトはもちろん、すでにCloudflareで組んである案件も、機会を見て標準設定へ寄せておくと引き継ぎが楽になります。

wwwリダイレクトの設定手順

順番が大事です。先にStudio側を有効にすると、片方のドメインが引けずにつながらない時間ができてしまいます。ドメイン側の準備から進めてください。

手順1:ドメイン側でAレコードを2つ登録する

お名前.comやムームードメインなど、ドメインを管理しているサービスの設定画面を開きます。そこでルートドメイン(example.com)とwwwサブドメイン(www.example.com)の両方に、StudioのAレコードを登録します。登録するIPアドレスはStudioの公開設定に表示されているものを使い、手入力せずコピー&ペーストで入れてください。独自ドメイン設定そのものに不安がある場合は、Studioの独自ドメイン設定の手順で全体の流れを先に押さえておくと迷いません。

手順2:Studioの設定 > 一般でwwwリダイレクトを有効にする

Aレコードの登録が反映されたら、Studioのプロジェクトで設定 > 一般を開き、wwwリダイレクトを有効にします。繰り返しになりますが、この操作ができるのはプロジェクトのオーナーだけです。オーナー以外の権限では項目自体が操作できません。

手順3:両方のURLを実際に開いて確かめる

設定後、ブラウザのアドレスバーに www あり・なしの両方を打ち込んで、どちらも同じURLに着地するかを確認します。DNSの反映には時間がかかるため、直後にうまくいかなくても異常とは限りません。数時間おいてから再確認してください。それでも片方が開かないときは、Studioで公開したサイトが突然見れない時の確認ポイントで、DNSキャッシュやレコードの入力ミスを切り分けられます。

トレイリングスラッシュ(末尾スラッシュ)の揃え方

もうひとつ追加されたのが、URLの末尾にスラッシュを付けるかどうかをサイト全体で統一する設定です。example.com/about と example.com/about/ のどちらを正とするか、という話です。

変わるのはcanonicalの出力で、ページのURLではない

ここがいちばん誤解されやすいところです。この設定で変わるのは、Studioが出力するcanonicalタグ・og:url・sitemap.xmlの内容であって、ページのURL自体は変わりません。末尾スラッシュなしに設定したからといって、/about/ でアクセスした人が /about へ転送されるわけではない、という点は押さえておいてください。あくまで「検索エンジンに伝える正しいURL」を揃える機能です。

初期値は末尾スラッシュなしです。また、トップページは設定に関わらず末尾スラッシュありで出力されます。

どちらに揃えるべきか

SEO上、どちらが有利ということはありません。大事なのは、サイト全体とサイト外の表記が食い違わないことです。次の3つが揃っているかを確認してください。

  • Studioのトレイリングスラッシュ設定
  • サイト内のリンクや、サーチコンソールに送信しているサイトマップ
  • SNSプロフィール、名刺、広告の遷移先など、外に出しているURL

WordPressから移行した案件では、旧サイトが末尾スラッシュありで運用されていることがよくあります。被リンクや既存の流入経路を活かしたいなら、旧サイトに合わせて「あり」に設定しておくのが無難な判断です。canonicalやサイトマップの考え方は、StudioのSEO対策の設定手順とあわせて読むと全体像がつかめます。

DNSやcanonicalの話になると、正解が合っているのか急に分からなくなりませんか。

ノーコードサロンには、同じ設定をすでに通った制作者がいます。設定画面のスクリーンショットを貼って「この状態で合っていますか」と聞けるので、ひとりで検索し続ける時間を減らせます。 まずは1ヶ月間参加してみるplay_arrow

つまずきやすいところ

設定自体は数クリックですが、前提を外すと画面にたどり着けません。うまくいかないときは、次の順で確認してください。

そもそも項目が見当たらない

このURL設定は新基盤のプロジェクトでのみ利用できます。古い基盤のまま運用しているプロジェクトには項目が出てきません。長く運用している案件ほど該当しやすいので、設定 > 一般を開いて項目がなければ、まずプロジェクトの基盤を確認してください。エディタまわりの世代の違いはStudio 5.0 新エディタの変更点でも整理しています。

項目はあるが操作できない

権限の問題です。wwwリダイレクトを変更できるのはプロジェクトのオーナーだけで、編集メンバーの権限では切り替えられません。クライアントのアカウントがオーナーになっている案件では、オーナー側に操作してもらうか、権限の移譲を相談することになります。

有効にしたのに片方が開かない

ドメイン側で、ルートドメインとwwwの両方にAレコードが登録されているかを見直してください。片方しか登録していないと、登録していないほうの名前が引けず、リダイレクト以前につながりません。登録済みでつながらない場合は、DNSの反映待ちであることがほとんどです。設定を何度も書き換えず、時間をおいて確認するのが結果的に早道です。

よくある質問

Q1wwwあり・なしはどちらに統一すべきですか?

検索順位の観点では差はありません。どちらでも構わないので、公開設定で接続しているドメインに揃えると考えてください。wwwリダイレクトは、公開設定で接続しているほうへ転送する仕組みだからです。すでに運用中のサイトなら、これまで案内してきた表記に合わせると、名刺やSNSのリンクを直さずに済みます。

Q2Cloudflareで組んだリダイレクトは外したほうがいいですか?

すぐに外す必要はありませんが、両方が効いていると転送が二重になり、後から見た人が挙動を追えなくなります。標準機能に寄せるなら、Studio側を有効にして動作を確かめたうえで、Cloudflare側のルールを止める順番が安全です。切り替えはアクセスの少ない時間帯に行い、前後で主要ページの表示を確認してください。

Q3トレイリングスラッシュを変えると、既存のURLは404になりますか?

なりません。この設定が変えるのはcanonicalタグ・og:url・sitemap.xmlの出力であり、ページのURLそのものは変わらないためです。末尾スラッシュのあり・なしのどちらでアクセスしても、これまでどおりページは表示されます。

Q4設定を変えたら、検索結果にはいつ反映されますか?

すぐには変わりません。canonicalやサイトマップの内容を検索エンジンが再度読みに来るまで待つ必要があり、数日から数週間かかることもあります。急ぐ場合はサーチコンソールからサイトマップを送信し直し、主要ページのインデックス登録をリクエストしておくと認識されやすくなります。

Q5無料プランでもこの設定は使えますか?

wwwリダイレクトは独自ドメインを接続している状態で意味を持つ機能です。独自ドメインでの公開には有料プランが必要なため、実質的には有料プランでサイトを公開している場合に使う設定だと考えてください。

まとめ

StudioのURL設定は、設定 > 一般にある「wwwリダイレクト」と「トレイリングスラッシュ」の2つです。wwwリダイレクトは、ドメイン側でルートドメインとwwwの両方にAレコードを登録してから、オーナー権限で有効にします。トレイリングスラッシュは、canonicalタグ・og:url・sitemap.xmlに出るURLの末尾を揃える設定で、ページのURL自体は変わりません。どちらも使えるのは新基盤のプロジェクトだけなので、項目が見当たらないときは基盤を疑ってください。

これまでCloudflareや有料アドオンで回りこんでいた設定が、標準機能で片付くようになりました。ノーコードサロンでは、こうしたリリース直後の変更点も、実際に設定してみた人の報告が先に流れてきます。案件で使う前に一度誰かの結果を見られるのは、ひとりで作っているときとの大きな違いです。

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この記事を書いた人

松永勇樹(ノーコードサロン編集長)

編集長

松永 勇樹

ノーコードサロン代表 / Studioエキスパート

Studioエキスパートとして300件以上の指導経験を持つ。 150名以上が参加する月額制コミュニティ「ノーコードサロン」代表。 制作の現場で実際に詰まったところと、その解き方を記事にしています。

最終更新:2026.09.23

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